アイドル暴行事件に思う事

とある日の午前中、国道旧4号線を埼玉方面へ車を走らせ利根川を渡ると埼玉県栗橋町(現久喜市)に入った、
その道をさらに進んで行くと、老舗のライブシアターが道沿いに建っている、
娯楽関係の最近のライブシアターも早割でお安く踊り子さんを観る事が出来るらしいから、
昼間から、駐車場には車がいっぱい止まっていてかなりの盛況ぶりがうかがえる。

ハンドルを握りながらふとライブシアターに一瞬目をやると、建物の出入り口から、
上質な外套を纏い中折れ帽子をかぶった老人が杖をつきながら出てきた。
その老人は、相当年季の入っている劇場ファンに違いない。
ぱっと見の想像だけど、身一つで事業を興して、時代と共に裸体一つで生きてきた踊り子さんに、
ずっと戦ってきた自分と重ね合わせて友人として踊り子さんのショーをずっと見続けているのでしょうね。
何故、踊り子さんと長年の友情関係が続くか?それは、踊り子さん(今で言う会えるアイドルのようなもの)
には触れてはいけないルールがあるから。触れてはいけないからこそロマンが生まれたりするんでしょうね。

会えるアイドルで思い出したけど、新潟48のメンバーの女の子がファンに暴行されるという痛ましい
事件が起きましたね。この事でNGT48の存在を知ったアイドルには無縁無知な私ですが、
周りにアイドルオタがいるので、アイドルの魅力やら色々と聞いたけど、
アイドルオタは、彼女達を商品としか思ってないし性の対象物としか思ってない。
CDを買えば握手券が付いていて、券を引き替えに、かわいいアイドルに会えて気軽に握手出来るというのは、
遊べる小遣いぐらい稼げる恵まれたファンならCD1枚3,000円で会えて握手は安いと思うけど、
経済的に恵まれていないファンからすると会って握手しただけで3,000円かよ元取れないよ
という不満が噴き出し特定の女性に執着するシビアな問題にもなる。

全体主義にも似た集団アイドルを扱い運営している側の方達は、
握手会は、上記にも書いた踊り子さんと老人のように、ずっと夢や癒やしを与え続け、
ずっとつづく関係が理想で発足し、ファンとアイドルが友好的に接する事を目的として活動していると思うけど、
世の中、良いファンもいれば悪いファンもいるのも事実だから、
アイドルには気軽に触れない昔のアイドルのような神格化が必要なのではないでしょうか。

マリッジ・バスケット

宇田川 智美