オクトパスカード(八達通)レポート

マリッジ・バスケットで今年の3月に結婚が決まったS藤さんから、
メールが来て、彼女の意向で、挙式、披露宴は行わないで、新婚旅行(渡航先はクロアチア)の前に、
彼の駐在赴任予定先の「香港」へ現地生活のリサーチを兼ねた旅行するそうで(新婚予行旅行)
香港の旅や生活を快適にするものってありますか?
と相談を受けて、香港と知って、ぱっと頭に浮かんだのが「オクトパスカード」だった。

【本レポートの内容につきましては、弊社の信頼し得る先からの情報に基づいて作成しておりまが、
その正確性、信頼性を保証するものではありません。具体的に法律上、会計上、税務上の助言を必要とされる場合は、
それぞれの専門家にご相談下さいますようお願い致します】

         ~オクトパスカード(八達通)~

香港においてあらゆる場所で使用されている「オクトパスカード(八達通)」。
日本のSuicaやPASMOと同様の電子マネーカードです。1997年の導入以来、
発行数は、3,000万枚以上となり、香港全人口(約740万人:2017年12月)
の4倍以上が発行されています。

1. 購入方法

駅(MTR)や空港のカウンターで販売されており、通常、大人(香港ドル)HKD150約2,100円から購入できます。その内訳は、最低チャージ金額であるHKD100と保証金HKD50となっており、返却時には、HKD50が戻ってきます。
(使用期間3ヶ月未満の返却はHKD9の手数料がかかります)また、購入時にチャージした金額(HKD100)は、
即時利用が可能です。

2. 利用場所・利用方法

主な利用可能な場所については電車、バス、フェリーなどの交通機関や、コンビニ、自動販売機、
大学校舎などがあります。用途は「料金の支払」のみならず、会社の「出退勤管理」や、
大学の学生の「出欠管理」のカードとして活用されております。更には観光客にも有名な寺院(黄大仙 ウォンタイシン)の、
賽銭の奉納にも、オクトパスカードが利用されており、香港で生活するうえで、無くてはならない必需品です。
利用方法については日本とほぼ同様ですが、残高がマイナスになってしまった場合でも、保証金分のHKD50までの範囲であれば、
利用可能です。
但し、マイナスの状態では新たに利用することは出来ないので、その際はチャージする必要があります。
チャージについては、駅(MTR)やコンビニエンスストアなどで対応しています。

3. 形態

日本と同様にカード型が一般的ですが、腕時計型(デザインは※ローセンス)、キーホルダー型などもあります。
定期的にキーホルダー型のオクトパスカードが販売されており、ハローキティ、
ドラえもん、ちびまる子ちゃん、ワンピースなど、日本のアニメキャラクターが使用されることがあり、
人気があります。

中国本土ではスマートフォンなどで決済できるシステムである「アリペイ」や「WeChat ペイ」が普及しています。
しかし、香港でこれらがなかなか浸透しない理由の一つと言われているのがオクトパスカードの存在です。
駐在任務で暮らしたり、旅行で訪れた際には、空港で1枚買うと移動や買物で非常に便利です。

※ローセンスとはハイセンスの対義語。