事実婚 

主に30代の「意識が高い方達」の間では、結婚という形にはとらわれないで、

パートナーとの結婚を意識しながらも今の関係を続けていきたいと思っているカップルが増えた。

彼、彼女達は、法律婚にアレルギー反応があるわけでもなく、「結婚は人生の墓場」などという

ネガティブイメージももっていないが、事実婚を選択するにはどうやら訳があるようだ。

その理由を堀り下げていくと、仕事、結婚、出産育児の事を考えた場合、とうてい全てが手に入らない、

社会の現状や仕組みを、専門家よりもよく知り得て勉強した様子で、事実婚をする事が、一流の文化人になった
ような錯覚が隠れている事も考えられる。

例えば、結婚して子供が生まれたとする、

子供を育てながら働くというのは、命綱なしの綱渡りのようなものだ。

子供が熱を出したら、保育所は預かってくれないし、必然と会社を休むしかなくなる。

会社を休みがちになると無言の圧力がかかり、やがて職場には居づらくなり退職へ。

このことを踏まえると、イバラの道を歩むより、今の生活やパートナーとの関係を続けたほが

リスクを避ける事が出来るからなの。

先日、マリッジ・バスケットで活動をしている36歳 会社経営者Mさんとの面談時にも、

乙女は、「結婚」「仕事」「育児出産」の全てが欲しいから結婚する事に悩むという

話になって、「共働きであれば、Mさん、社長だから自分の会社に保育所作っちゃえばいいのでは」

「Mさん、経済的に恵まれているから、ベビーシッター、ナニーさん、お手伝いさん雇えばいいのでは」

「緊急時に、Mさん母、相手女性母が何時でもかけつけられるような地域に住めばいいのでは」

「両家族が協力して、みんなで継ぎ目のないストレスフリーな子育てをすればいいのでは」と提案しました。

その他、口にするのは簡単な話だけど、会社勤めと子育てが難しい場合は、女性も起業して、

子育てしやすい環境を自ら作ってしまえばいいのでは。

私の母は、専業主婦だったが、家に増築して作ったアトリエで洋服のデザイン、縫製をして、

自分で稼いだお金で、芝居を見に行ったり、物を買っていたが、母が、アトリエを開いた理由は、

常に子供達に目を光らせる事ができる事と、親と同居で苦労してたから自分の居場所ではなく、避難場所を求めたから。

「法律婚」も「事実婚」も、最後は当事者同士の問題。二人で末永く幸せに暮らしてくださいね。